2020年03月02日 (筆者:窓宮吉)
※当ページに掲載されている内容は、「Gakucho-SCANDAL-」の大まかな解説です。
詳しい解説は、説明書A4(PDFファイル)をご覧ください。
「Gakucho-SCANDAL-」には、第1回で手札として紹介した【情報】のカードの他にも、数多くのカードが登場します。
今回は、細かなゲームの流れに先だって、カードを種類毎にざっくりと紹介していきましょう。
学園の黒い噂を抽象化した、手札となるカードです。
このカードを自分の手番で上限を超えないように切っていくのが、「Gakucho-SCANDAL-」の基本です。
半数以上は何の効果も持たないカード(俗に言うバニラ)ですが、
一部には手札を入れ替えたり、列の属性(カテゴリー[注釈 1])を無視したりと、戦局を有利に展開する効果を持っています。
学長や彼等を追及する者達、あるいは街の住人といった、様々な登場人物を描いたカードです。
プレイヤーがダメージを受け過ぎると、後述の【醜聞】をトリガーにして引くことになります。
更なるペナルティを与える効果が大半ですが、一部には被害を抑えてくれる慈悲深いカードも存在します。ゲット! ヒールトリガー!
複数のプレイヤーに影響を及ぼすものも多く、戦局を一変させるカード群です。
学長の不正を暴く証拠品を描いたカードです。
これらの【モノ】は、対応したカテゴリー[注釈 1]に紐付く形で置かれます。
紐付いたカテゴリー[注釈 1]の【情報】を置かれることで、記された効果が発動します。
自身に不利な効果を持つカードも数多くありますが、中にはダメージを減少させたり、
次に手番のプレイヤーが置ける【情報】を制限したりと、良くも悪くも立ち回りに影響を及ぼします。
学長が献金に利用すると謂う硬貨を描いたカードです。基本的に親になったプレイヤーの手番にのみ引かれます。
先に述べた【モノ】は、この硬貨の価値に応じた枚数を引かなければなりません。
学園の黒い噂に関与する人物を描いたカードです。
各プレイヤーに、「教員」「政治家」「学徒」がそれぞれ1枚ずつ用意されています。
これら【当事者】には、プレイヤーが受けたダメージがカテゴリー[注釈 1]別に蓄積していき、
【当事者】ごとに設定された上限を超えると、後に述べる「スキャンダル」を引かなければなりません。
ダメージが避けられない状況では、極力この「スキャンダル」を引かないような立ち回りを心掛けましょう。
学園の黒い噂に関与する人物の醜態を描いたカードです。先述の「スキャンダル」は、この種類に属しています。
「Gakucho-SCANDAL-」に勝利する為には、これら【醜聞】を最も少く抑えることが不可欠です。
1人のプレイヤーが【醜聞】を置き過ぎると、ゲームの勝敗判定に移りますので、
自分より優位に立つプレイヤーがいる時は、あえて窮地のプレイヤーに助け舟を出す立ち回りも有り得るでしょう。
学園の内部やその周辺地域といった、様々な場所や建造物を描いたカードです。
【醜聞】を置いた折、最も劣位に立つプレイヤーなら引くことになります。
これらの【施設】は、自分の手番に手札を列に置くことなく捨て札にし、効果を得られるお助けカードです。
ただし、手札が1枚の時には発動出来ないため、ラウンド[注釈 2]の仕舞い際に抱え落ちしないよう心掛けましょう。
【ヒト】や【モノ】等の効果が適用される期間について書かれたカードです。使用は必須ではありません。
一部のカードは、複数のターン[注釈 3]に渡って効果を適用し続けるため、期間を忘れず管理する為に使用します。
複数のプレイヤーが発動し得るものには、左下にマークが書かれているので、1人ずつ別けて菅理しましょう。