同人サークル「不法投棄」

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夜中に流れてた洋画の話

2021年03月13日 (筆者:窓宮吉)


これは3月13日、バリバリ執筆当日の話。
ふと妙な時間に目が醒めてしまい、眠れそうにもないんで、サイトの更新準備でもすっかぁ…とPCの電源を入れてん。
部屋の照明は寝転んだまま届かないもんで、面倒だったんでしょう。ろくに点けもせず、冷蔵庫の音が薄っすらヴー…と響く中、PCの画面だけが煌々と光っとったんや。(目に悪いのでやめよう!)


夜中とはいえ、流石にこの暗闇&静寂の孤独は気が滅入るでしょう?そうでしょう。
ですからワタクシ、こういう時は何時も合わせてテレビも点けますのよ。

んで、今日もその流れでテレビを点けたんです。週末になると観たことも無い洋画とか結構流れてますよね。
自分の趣味嗜好では手に取らない作品に触れる機会にもなるんで、流れてたら極力観るようにしてるんすよ。


この日はどうやらSF映画の模様。「パッセンジャー」という2016年に公開された作品らしい。
地球から120年掛かる星への航行中、独り冷凍睡眠が解けてしまってどうすんのコレ…というあらましはそんな話。

筆者も丁度起き抜けに薄暗い部屋に独り居るもんで、タイムリーな感覚やったんですね。


でこの映画、内容や科学的にどうかはさておき、どうやら生きる意味や目的とは何かが主題としてあるようで。

夜中だから余計にだと思うんですけど、そうすると自分達が生きてるのって何の為、とか考えが巡り出したんす。

本来、向こうの星に目的があった人間が宇宙船に閉じ込められる──
これ昨今、出歩くのも憚られたり、自宅や職場に行動範囲を制限されてる現代人と一緒やなーって思ったんすよ。

SNSで攻撃・否定的な意見、停滞して淀んでる雰囲気が散らつく現状も、序盤で捌け口無く苛立つ主人公の様に思えたんどす。

5年前の映画ですからして、これ自体は勝手な解釈なんですけどね。色々重なって感じられました。


映画の方は帰する所、ロマンスでもあるので、米国らしく愛に帰結するんですけれども。
この時世、愛でなくとも何を愉しみ、何の為に生きるのか。皆前向きに見い出せたら良いなぁと。この映画を通してそんな心境に至った筆者でした。

このサイトのコンテンツがささやかでも誰かの愉しみになれば良いでござるな╭( ・ㅂ・)ٯ ガンバルゾイ