同人サークル「不法投棄」

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「忘我混沌」の制作話

2020年11月14日 (筆者:窓宮吉)


いかがお過ごしでしょうか、窓宮です。
本日、入門向けボードゲームの第2弾となる「忘我混沌」を公開しました。
今回は、折角の機会ですので、「忘我混沌」の制作話をゲーム内容を混ぜつつ、軽ーく書いてみようと思います。

「忘我混沌」

企画が始まったのは、7月18日(チャットを見返しつつ)。「問答無用」公開から丁度二週間後ですね。
不法投棄の面子とは、週末によくゲームやら雑談・制作でネットを通じて集まるんですが、
この時は入門向けを追加すべってな訳で話をしていました。
この雑記を執筆している現在もそうですが、まあもうコロナ禍の真っ直中。リモートで遊べた方が良かろうと。
「忘我混沌」は、その時に持ち込んだ案の一つってな訳でござあます。
このゲームのコンセプトはズバリ、『頭使う後出しジャンケン』です。

「忘我混沌」に使用するカードの試作品の写真

最初は試遊出来れば良いので、チラシ裏の紙切れみたいなので制作が進むんですね(比喩写真のピント合ってねぇじゃん…)。
前作の「問答無用」では、比喩・ユウキングの両名にイラストを発注した訳ですが、今回は加えて紅重夢・たまき・錦も担当。
適宜経過を見せて貰い、その間にルールを詰めて行きました。お互い結構な意見を出したもんですな(他人事)。


コレらのカードは、作中では【階級】と言いまして。それぞれの階級が、写真の矢印が向く階級に優位なんですが、
イラストの人物自身もその方向向いてたりするんですね。憶えていると地味に有利だったりします。

「忘我混沌」に使用するコマのイラスト

制作中、大半に大きな変更はなかったんですけれど、唯一様変わりしたのが居ます。「道化師」です。
元々は、コレを出された際に「道化師!」と言うのが最後になったプレイヤーは脱落する、というカードだったんですが…
あんま面白くねぇなと。道化師らしさに欠けるなと。
であれば、いっそゲームの難易度や法則を変える程破壊的なものにしよう、ってな訳で、
他の階級の優劣をコピーする、階級の優劣自体を混ぜる、というカードに激変したんでございやす。
結果的にこのゲームの肝になってたりするんで、ゲーム性全体で見ると実際は大変更かも知れないですね。

道化師のイラスト

ちなみに、世界観は前作の「問答無用」を踏襲しております。
ゲーム性は簡単明瞭であっても、設定は複雑怪奇にとは中島の意見ですね。
プレイする上では必須でない要素ですが、矢鱈に書き込んでますから、興味を持って貰えたら嬉しいです。
人物の設定に関しては、イラスト担当から貰ったものもありますんで。鮭の血族とか。


そんなこんなで完成しました「忘我混沌」は、無料でダウンロード、印刷してプレイ頂けます。
ご自宅にプリンタが無い方も、USBを使用してコンビニ等で印刷可能ですので、是非遊んでみて下さいね。それでは!


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